公開日 : 2020年3月30日
前回の全羅北道/全州に続き今回は慶尙北道/大邱のご当地グルメを紹介します。
慶尚北道(キョンサンプクト/경상북도)は、韓国の東南部に位置する行政区。都市は大邱、慶州(新羅の古都)、尚州を組み合わせた合成地名であり、この周辺地域を慶尚道と呼ぶ。特に大邱は人口は韓国で第4位。ソウル・釜山に次ぐ韓国第3の拠点都市である。
大邱のおすすめご当地グルメはタロクッパ(따로국밥)、チムカルビ(찜갈비)、マクチャン/コプチャン(막창/곱창)、ナプチャク餃子(납짝만두)などが有名です。
●ソウルから大邱へ
-KTX(高速鉄道)を利用
乗車駅:ソウル駅
降車駅:東大邱駅
所要時間:1時間50分ほど
料金:35,000-40,000ウォン
●ご当地グルメ
-チムカルビ
チムカルビという料理は「蒸す/チム(찜)」と、「カルビ(갈비)」が合わさった言葉。ニンニクや唐辛子などを使ってスパイシーに味付け、洋銀の鍋に入れて煮込んだのが特徴。東仁洞(トンインドン、동인동)にはチムカルビ通りが形成されています。
-マクチャン/コプチャン(막창/곱창)
マクチャン/コプチャンは日本でいうホルモン焼きでアンジラン(안지랑)駅の近くにはアンジラン・コプチャン通りが形成されています。マクチャン(막창)とは牛の第四胃袋、コプチャン(곱창)とは小腸のこと。
-タロクッパ(따로국밥)
タロクッパ(따로국밥)のタロ(따로)とは別々という意味で、ご飯とスープが別々になっているクッパのことをこう言います。牛肉を煮込んだスープをベースにもやし、大根、ネギなど野菜がたっぷり入っている。
-ナプチャク餃子(납짝만두)
ナプチャク餃子(납짝만두)はペッタンコ餃子という意味。小麦粉で生地が作られていて、中には少量の春雨やニラなどが入って、注文すると鉄板の上で焼いてくれます。他の地域ではあまり見られない大邱ならではの屋台フードです。